ソフトウェア開発の際のBTS/ITSとして,
Tracよりも「Redmine」を使うほうがよい件について。
TracもRedmineも,Web上でメンバの開発タスクを管理するツールだ。
記者の眼 - RedmineやTracで勘違いや書類探しの手間をなくそう:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/W...
- RedmineやTracといったプロジェクト管理ツールを導入して使いこなしているだろうか。
- これらのツールはどちらも
- (1)現場で対応すべき課題や行うべきタスクを「チケット」という単位で管理する機能、
- (2)文書ファイルの管理やWikiによる情報共有機能、の二つを備える。
プロジェクト管理ツールとして,Tracは落ち目。
かわりに,4割のプロジェクトではRedmineを使っている。
Redmineが人気の理由として,Ruby on Rails製なので導入しやすく改修もしやすい,という点がある。
Trac vs Redmine!導入に悩む人のための7つの比較ポイント | 世界はどこまでもシンプルである
http://daipresents.com/2011/post-2477/
- Tracは徐々にトレンドが下がっており、Redmineは比較的順調に伸びてきています。
- トレンドは、人気のRailsで出来ているRedmineに歩がある
- プラグインの量や質も大切ですが、自分がプラグインを作るなら, TracのPython、RedmineのRailsのどちらに興味があるかを考えてみるといい。
- Redmineの場合、Railsで出来ているのでCapistranoを使ってリリースを自動化できます。
- 両者ともApache連携させるためにmod_pythonやPassengerが必要になる
- Linuxサーバ上での構築ではどちらも似たようなもの。
- Redmineの管理画面は、デフォルトでとても分かりやすく、1000人以上のユーザに使われるようになっても苦労することがありませんでした。
- 複数プロジェクト管理や、Gitなどのサードパーティ製品連携から、Redmineを評価
Atlassian Japan
http://japan.blogs.atlassian.com/2011...
- 現在使用しているチケット管理システムとして、
- Redmineが最も多く全体の39%
- 次がTracで27%でした。
- そしてスプレッドシート(表計算ソフト)は2割程度
- JIRAは3%
第1回 プロジェクト管理ツールの必要性/Tracとの違い/redMineがオススメな理由:Ruby on Railsで作られたプロジェクト管理ツールredMineを使ってみよう!|gihyo.jp … 技術評論社
http://gihyo.jp/dev/serial/01/redmine...
- redMineをオススメする理由として,RoRで作られているという点
- RoRで開発をしているのであれば,別のアーキテクチャを用意する手間が省けますし,redMineにちょっとした改修を加えたいときに手を動かすことができます。
Tracを使うデメリットとして,操作がコマンドラインであることがある。
一方Redmineなら,ブラウザからサクサク管理できる。
RedmineとTracの比較
http://www.02.246.ne.jp/~torutk/sweto...
- もともとBTS(Bug Tracking System)と呼ばれるバグ(障害)管理ツールから出発している
- しかしチケット管理機能はかなり汎用的な機能であることから、障害だけではなく、問題/課題管理(ITS, Issue Tracking System)にも応用した使い方をされる
- さらに、チケット駆動開発のように開発作業(タスク)を管理するように発展
- RedmineもTracもプラグイン機構を備えている
- プラグインを導入すればできなかった機能がいくつもできるようになる。
- プラグインまで含めた機能比較になると際限がなくなる。
- 管理作業について比較:
- Redmineはほとんどの管理作業をRedmine上で(ブラウザ上で)操作できる。
- Tracはほとんどの管理作業をTracを動かしているOSのコマンドライン上で操作する。つまりブラウザ上での管理操作はほとんど用意されていない。
- Redmineは、管理機能からプロジェクトを複数作成し、プロジェクト間の階層を定義し, チケット等の共有を制御する。
- つまり、同じデータベース上に複数のプロジェクトを定義し、プロジェクト間で互いに情報を共有することができる。
- Redmineは、Subversionの他、CVS、Mercurial、Bazaar、Gitにも対応
Redmineは帳票出力もしやすい。
Redmineを半年使ったので、Tracとの比較をしてみる - Natural Software
http://www.naturalsoftware.jp/entry/2...
- Redmineは魅力的な機能がPDF出力
- チケットの一覧や、詳細をPDFに出力できる
- Tracでも一覧はExcelに出力できるが、詳細は出力できない
- 一覧と詳細をまとめて一つのPDFとして出力できればバグ表っぽく仕上げられる
Tracは複数プロジェクトの運用がしづらい。
Redmineならプロジェクト間に親子関係を定義できる。
RedmineとTracの機能比較: プログラマの思索
http://forza.cocolog-nifty.com/blog/2...
- Tracはプロジェクトに親子関係を入れることができない
- そのため、特に大規模プロジェクトではチケット駆動開発を実践しにくい
- 複数プロジェクトを作りたい状況は、開発チームが複数のサブチームに分かれていて、それぞれでタスク管理したい場合。
- RedmineやTracを運用してみると、一つのプロジェクトでメンバーが5人以上だと, チケットが乱発されたり、放置されやすくなる
- RedmineがTracよりも優れている点は、進捗管理と工数管理がデフォルトで組み込まれていること
- チケット管理が運用に乗れば、メンバーは毎日の作業日報を書く必要はなくなる。
- Tracの運用では分からず、Redmineの運用で初めて腑に落ちた概念が、イテレーション
ガチで5分で分かるITS/BTS&使えるツール6選 (7/7) - @IT
http://www.atmarkit.co.jp/ait/article...
- Redmineはプロジェクト管理機能が優れており、タスク管理、進ちょく管理などが行えます。
- また、ファイル管理やWikiの機能を備えているため情報共有にも優れています。
- TracはRedmineと同様の機能をほぼ持ち合わせています。
- Redmineではプロジェクトの親子関係や、複数プロジェクトを作成できますが、Tracはデフォルトではできません。
- ただ、プラグインを入れることによって解決可能
- JIRAはアトラシアンが提供している有償のITS/BTS
- 無償トライアルもあります。
Redmineとは別に,有償版のJIRAというツールもあり,
さらに複数プロジェクトの管理がしやすくなっている。
経験者によるRedmine、Trac、JIRA比較 - リックソフト会社ブログ - サポートドキュメント
https://www.ricksoft.jp/document/blog...
- RedmineやTracは必要なものが1パッケージになっている
- パッケージをコミュニティがリリースしていて, 導入しやすい環境ができています。
- しかし、より本格的なソフト開発環境を目指すなら JIRA がお勧め
- 特に要員が100人以上の組織では, 1つのプロジェクトだけでなく、複数プロジェクトを横断的にチェックするPMO(Project Management Office)的な役割が必要になります
- JIRAならそのような要望に応えることが可能
Tracは,いろいろプラグインを入れないと不便で
「影舞」にすら劣る面がある:
Tracのワークフロー - almost nearly dead
http://d.hatena.ne.jp/kanu-orz/200901...
- Tracは0.11でさえ、影舞にも劣ると思う。
- 影舞からTracに移行して3年目になるけど、そこを惜しむ声はウチの会社でも少なくない
Trac vs Redmine - Global Wiki
http://www.betatechnology.jp/pp/index...
- Trac
- デフォルトではとてもつかいづらい
- カスタマイズするとなかなかになる
ITS導入のカギは,リーダーに使わせること。
また,メンバ全員がネットに接続できることも必須。
共有フォルダ上のエクセルだと,同一LAN内でしかアクセスできないが
Webベースのツールを使えば,遠隔でも利用できるのがメリット。
なぜITS導入は失敗したか?あるいは僕のがっかりメモ - ハードコイルド・ワンダーランド
http://weathercook.hatenadiary.jp/ent...
- バグ表を作る人は大抵プロジェクトのリーダー
- 彼らにITSを使うようにさせない限り、日付付きExcelのバグ表を量産し、そちらに記入しろと強制してくる。
- 二重起票は面倒臭いし、うるさいことを言われないITSは徐々にメンテされなくなる。
第2回 課題管理対決!Redmine vs. Trac | Think IT(シンクイット)
http://thinkit.co.jp/article/138/2/pa...
- Tracがマッチするプロジェクトの条件
- 1つ目は、ソフトウエア(プログラム)をアウトプットとするプロジェクトであること、
- 2つ目は、反復的な開発スタイルを取るプロジェクト、
- 3つ目は、複数の関係者や組織が、物理的な作業場所を問わず、仕事時間の多くをネットワークに接続できる環境で過ごしているプロジェクトであること。